2019年08月20日

吾妻の里山

後藤信雄さんの「吾妻の里山」を著者から送っていただいた。
「里やま深やま」「ある日の山 あの時の山」に続く3冊目だ。

吾妻は八ッ場ダム工事の関係で風景が大きく変わろうとしている。
里は立派な道路と近代的な住宅で、もはや里山と呼ぶのがふさわしくなくなっている。
しかし、見上げる山の風景はこれからも変わらないでほしいと思う。
本書は写真と文章による構成となっている。
個人的にはこの文章があることが大きな魅力で、歩いたときの著者の思いや、歴史的背景などが書かれていることで、その山に対する深みが増してくる。
単なるガイドブックとしてだけでなく、読み物としても充分に楽しめる内容だ。

400部が店頭に並ぶという事で、吾妻の山を目指す人にとっては貴重な資料となる。
ぜひとも購入しておきたい一冊だ。
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posted by 鎮爺 at 21:05| Comment(2) | 読書

2019年06月23日

逃亡山脈

樋口明雄さんの「逃亡山脈」を読んだ
前回に引き続き、山岳救助隊K9シリーズだ。
今回は魅力的なキャラクター神崎静奈とレスキュードッグのバロンが主人公だ。
とにかく神崎静奈は強い
ポニーテールの髪が似合う美人だが、空手3段の腕前なので無敵だ。
今回を犯人護送中にその犯人を抹殺しようとする権力側の人間達。
殺人、道路封鎖何でもあり。
それらから逃げ切ることができるのか。
今回も突拍子もない物語となっている。

posted by 鎮爺 at 18:12| Comment(0) | 読書

炎の岳

樋口明雄さんの「炎の岳」を読んだ。
山岳救助犬とそのハンドラーの物語だ。
このシリーズは好評らしく途切れることなく物語がつながっている。
今回は木曽御嶽山を連想させる架空の山「新羅山」が舞台だ。
火山噴火の恐怖と平行して物語が進んでいく。
おまけに誘拐事件が絡んでくる。
はたして新羅山から生還できるのだろうか。

設定に無理があるが、素直に読んで楽しむべきだ。

posted by 鎮爺 at 17:59| Comment(0) | 読書

2019年05月23日

刑事に向かない女

山邑 圭さんの「刑事に向かない女」を読んだ。

冒頭は主人公の日常から始まる。
寝起きが悪い、いつもバタバタしている。
なんとなく性格がわかりやすく感情移入できる。
そして一緒に行動する古参の刑事は、ぶっきらぼうでなじめない。
なかなか良い感じ
しかし、後半から物語はあらぬ方向に進んでいく。
過去の恐怖から記憶を消して生きてきた主人公
その恐怖は何だったのか

この辺がどうも面白くない。
ほとんど飛ばし読みに近く、内容が記憶できていない。

posted by 鎮爺 at 11:24| Comment(0) | 読書

2019年04月14日

検事の死命

柚月裕子さんの「検事の死命」を読んだ。
検事「佐方貞人」シリーズの三冊目だ。

とにかく面白い。
時間を見つけながら一気に読んでしまった。
佐方検事のキャラクターが明確なのが良い。
こんなオーソドックスなリーガルミステリーはある意味新鮮だ。
4冊目も発表されるようだから是非読んでみたい。

posted by 鎮爺 at 21:18| Comment(0) | 読書

検事の本懐 「佐方貞人」シリーズ

柚月裕子さんの「検事の本懐」を読んだ。
「最後の証人」で登場した検事「佐方貞人」の活躍する法廷ミステリーだ。
法廷ものの魅力は大逆転だろう。
わずかな疑問点を見つけてそこを攻めていく魅力は読んでいて楽しい。

本作は5編のエピソードからなっており、物語はつながっている。
第二話の「罪を押す」は悲しかった。
妻子がありながらギャンブルにのめりこみ破綻した男。
刑務所から出所して直ぐに万引きで逮捕されてしまう。
しかし、佐方検事はこの事件に疑問を持つ。
なぜだろう。

posted by 鎮爺 at 21:12| Comment(2) | 読書

2019年03月28日

最後の証人

柚月裕子さんの「最後の証人」を読んだ。
柚月さんは最近「NHK文化講演会」の放送で聞くことがあり、その魅力的な講演内容に惹かれた。

物語は子供を交通事故で亡くした夫婦の物語だ。
犯人は飲酒運転で信号無視でありながら不起訴になってしまう。
なぜなのか?
理由を知った夫婦はその理由を知ることになる。

どうしたら復讐することができるか?
夫婦がたどり着いた方法はあまりにもつらいものだった。

裁判ではヤメ検の佐方弁護士が真実を暴いていく。
面白いストーリーで中盤からは一気に読むことができた。

posted by 鎮爺 at 21:20| Comment(0) | 読書