2015年09月29日

お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂

似鳥 航一さんの「お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂」を読んだ。
読みやすい文体でサラサラと読めてしまう。
以前読んだ「和菓子のアン」とかぶるような内容もあるが、和菓子の蘊蓄がいっぱいだ。
和菓子を食べたくなってしまう。
今回は、豆大福、どら焼き、千菓子がメインとなっている。
和菓子職人二代目の栗田、そこに登場する和菓子にめっぽう詳しい葵さん。
この二人のキャラクターがしっかりしていて読みやすい。
特に葵さんは天然系のお嬢様タイプで清楚な美女。
葵さんの謎の部分が伏線になって、この物語はシリーズ化されていく。

続編が読みたくなってきた。

posted by 鎮爺 at 06:35| Comment(0) | 読書

2015年09月17日

触法少女

ヒキタ クニオさんの「触法少女」を読んだ。
実に面白くワクワクしながら読むことが出来た。

【触法少年】
14歳未満で刑法法令に触れる行為をした少年(少年法3条1項2号)。刑法41条は「14歳に満たないものの行為は、罰しない」と規定し、刑事未成年者である触法少年を処罰対象から除外している。なお、少年法、刑法における「少年」は男女を問わない。

つまり、13歳で殺人を犯しても罰せられないと言うことである。

深津九子は幼い頃母親の虐待を受けた上、捨てられた。いまは児童養護施設で暮らしている。
九子は美少女で学業はトップクラスである。
その美貌を武器に男子同級生や男性教諭を自分の下僕として操るようになる。

ある日、母親に再会し殺意を持つ。
完全犯罪を目指すためにトウゴマからリシンを製造精製する。
どうしても、13歳の触法少年のうちに殺人を完了しなくてはならない。

はたして殺人は完遂できるのだろうか?
完黙をする九子を刑事はどうやって落とすのか。
その課程が面白い。
そして、九子の罪が確定して話は終わりではなかった。


posted by 鎮爺 at 21:24| Comment(0) | 読書