2016年08月24日

八月の六日間


北村薫さんの「八月の六日間」を読んだ。
出版社に勤務する女性が、山の魅力にはまって繰り広げる話だ。
初心者にしてはかなりハードな山行をこなしている。
作者は山登りの経験はなく、資料を基にして書いたとのこと。
従って山の描写はありきたりの美辞麗句でまとまっている。
それにツッコミどころが満載だ。

しかし、山を題材にすると細かいところは抜きにして、対人関係に疲れた人達が癒しの場とし山をテーマにすると妙にしっくりと来る。

この物語は映画化かの話があるらしい。
ちょっと無理があるようにも思うがどうなんだろう?
きっと原作からは大幅にずれるような気がする。


posted by 鎮爺 at 21:38| Comment(0) | 読書

2016年08月15日

山女日記

湊かなえさんの「山女日記」を読んだ。
湊さんの作品は何となく余韻を持ったミステリーが多いようだが、この作品はミステリーではない。
ライトノベル的な内容だ。
湊さんは山歩きが趣味のようで、NHKの番組にも登場している。
妙高山、火打岳、槍ヶ岳、利尻岳、白馬岳、金時山などは実際に歩いているのかも知れない。
単独で山を歩く人は自問自答しながら歩いていることが多い。
そんな時のことを湊さんは書きためておいたのかも知れない。

山歩きをしない人には他愛のない内容かも知れない。
しかし、山歩きをするものにとって、散りばめられた文章には同感するところが多い。


posted by 鎮爺 at 21:22| Comment(0) | 読書