2019年03月28日

最後の証人

柚月裕子さんの「最後の証人」を読んだ。
柚月さんは最近「NHK文化講演会」の放送で聞くことがあり、その魅力的な講演内容に惹かれた。

物語は子供を交通事故で亡くした夫婦の物語だ。
犯人は飲酒運転で信号無視でありながら不起訴になってしまう。
なぜなのか?
理由を知った夫婦はその理由を知ることになる。

どうしたら復讐することができるか?
夫婦がたどり着いた方法はあまりにもつらいものだった。

裁判ではヤメ検の佐方弁護士が真実を暴いていく。
面白いストーリーで中盤からは一気に読むことができた。

posted by 鎮爺 at 21:20| Comment(0) | 読書

2019年03月17日

許されざるもの

樋口明雄さんの「ゆるされざるもの」を読んだ。
「約束の地の続編だ。

農業被害が続く八ヶ岳市(架空)
中国からオオカミを輸入して試験的に放つ事になる。
当然、住民からは不安の声が上がる。
オオカミを放つなんて危険すぎる。
イノシシやクマは見つけ次第射殺すれば良いことじゃないかと。
しかし、狩猟者の減少でそれもままならない。

さてどうすれば良いのか?

個人的にはオオカミを導入することは、かつての日本の食物連鎖に採って必要じゃないかと思う。
オオカミは大神として崇められてきた経緯をみると、絶滅したことによって弊害が出ているように思う。
こう言った着想は大切にしなくてはならないように思う。

樋口明雄さんの小説は面白い。
難しい文体ではないから感情移入も容易
まだまだ、読んでいない作品もあり、徐々に読み進めていきたい

posted by 鎮爺 at 21:18| Comment(0) | 読書