2018年10月31日

若き日の稜線

谷山稜さんの「若き日の稜線」を読んだ。
作者の山で起きたこと山で感じたことをまとめたエッセイ集だ。
同感することもあるし、そんなものなのかと思うこともある。

中でも「ハラッパ」は面白かった。
霧ヶ峰で自然保護を説く若者。
「君が踏み込んだ草原は、向こう二年間草が生えてこないんだ。次の世代に残さなきいけないんだ」
たしかに、自然保護は大切なのだろうが、どこかで得た知識を振り回しても説得力がない。
正論を振り回してもどうにもならない事だってある。
作者は二度と霧ヶ峰に行きたくないと言っている。
とんだ勘違い人間が世の中に入るものだ。
私もこんな人間に高圧的な正論を聞かされたら、反発するだろう。

posted by 鎮爺 at 21:27| Comment(0) | 読書
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