2016年11月27日

怪人二十面相

江戸川乱歩さんの「怪人二十面相」を読んだ。
乱歩作品は映画化、TVドラマ化されているのでどこかに記憶が残っている。
この作品もラジオドラマや単行本で読んだ思い出がある
今回購入したのは復刻版。
挿絵も当時の雰囲気を出しているし、漢字にはふりがなもある。
登場人物も少なくわかりやすい。
子供向けと言うよりも高齢者向けなのかも知れない。

怪人二十面相が高価な美術品窃盗をを予告
それを阻止しようと、警察そして明智探偵、小林少年、探偵団が活躍する物語。
今から考えるとツッコミどころ満載の展開だがだが、当時は真剣になって読んだのだろう。
このシリーズは大量に復刻されている。
読み始めると止まらない。




posted by 鎮爺 at 07:35| Comment(0) | 読書

2016年11月05日

空母 いぶき(5)

かわぐちかいじさんのコミック「空母いぶき5」を読んだ。
中国軍が住民を人質にとって占拠する多良間島に上陸作戦を敢行する。
自衛隊は住民および中国兵の犠牲を最小限に留めようとする。
ピンポイントでミサイルを破壊しようとする。

圧倒的に自衛隊が強い。
圧倒的に強い。
ここまで強いと爽快感を通り越して「やっぱり架空の物語」と思ってしまう。
次回は多良間島奪還のために地上戦が始まる。
リアリティーを求めた物語に期待したい。


posted by 鎮爺 at 07:38| Comment(0) | 読書

生還 山岳捜査官・釜谷亮二

大倉 崇裕さんの「生還 山岳捜査官・釜谷亮二」を読んだ。
山岳捜査官は遭難救助も行う山の鑑識係だ。
4編の物語から構成されており、いずれも山に関連した事件・事故を検証していく。
第四話の英雄は面白いと感じた。
5年前、中高年のパーティーが遭難した。
その中の一人が意を決して単独で下山、遭難場所を知らせて救出された。
彼は英雄として大々的に報道された。
しかし、これは狂言ではないかという疑惑が浮かぶ。
これを追い求めていたジャーナリストが雪崩の中から発見される。
はたしてこの真相は・・・

惜しいのは山の名前が架空の場所と言うこと
具体的な名前が出れば真実味が出そうな気がするが、著者にその知識が無いと言うことなのかも知れない。


posted by 鎮爺 at 07:16| Comment(0) | 読書

2016年10月05日

道迷い遭難

羽根田治さんの「道迷い遭難」を読んだ。
前回の「滑落遭難」と同様に遭難者の体験談を基に書かれている。
山歩きをしていると道迷いは何度か経験する。
その時にどうするか?
おかしいと分かっていても、登り返さないで下降してしまう。
赤テープを信用してしまう。
分岐を間違えてしまう。
数え上げたらきりがない。
道のない藪山だったら慎重になるのだろうが、一般登山道ではぼんやりと歩く事があるから、リスクはあると思う。
それにしても厳冬期の常念岳遭難は凄まじい。
凍傷で指は先端が無くなり。
道迷いで進退窮まり滝壺に飛び込む。
たどり着いた冬期小屋で靴を脱ごうとしたが、凍っていて脱げない。
ピッケルのピックで叩いて脱いだら、靴下のつま先が破けて靴に残ってしまった。
こんな描写を読むと恐ろしくなる。


posted by 鎮爺 at 06:46| Comment(0) | 読書

2016年10月02日

滑落遭難

羽根田修さんの「滑落遭難」を読んだ。
羽根田さんの著書はいくつか読んでいるが、遭難を冷静に分析して我々に警鐘を鳴らしてくれている。

この「滑落遭難」も例外ではない。
何気ない場所で誰にでも起こりうるということがわかる。
過去の事故事例を知るということは、とても大切なことであり、このような事例はどんどん紹介してもらいたい。
単独行よりも集団登山に危険が付きまとうという事実もある。
リーダーはメンバーを連れて行ってやる
メンバーはリーダーに連れて行ってもらう
こんなパーティーはどうなんだろう。
メンバーは独立した登山者であり、役割分担を担って山登りを遂行するのが本来の姿。
連れて行ってもらうというメンバーが存在した時点で「パーティー」ではなく「ツアー登山」なのだと著者は訴える。

トムラウシの大量遭難はどうだったのだろう。
ツアー登山であるが故の事故ではなかったのか。

事故事例を検証し読者が考えることが重要なのだろう。


posted by 鎮爺 at 20:42| Comment(0) | 読書

2016年09月19日

空の中

有川浩さんの「空の中」を読んだ。
前回読んだ「塩の街」と同様に自衛隊三部作の中のひとつだ。
物語は四国沖に上空にいる巨大な生物について話が進んでいく。
この時点で早くも違和感が・・・
子供がその巨大生物の一部と見られるクラゲ状の物体とコンタクトを取り始める。
話が緩慢で無駄な部分が多い。
「塩の街」もそうだったが、532ページにおよぶ壮大なつまらなさ。
自衛隊三部作の「海の底」も購入してあるのだが読む気が無くなった。


posted by 鎮爺 at 09:13| Comment(0) | 読書

2016年09月09日

お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (5)

似鳥航一さんの「お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (5)」を読んだ。
このシリーズは面白かった。
第一巻から和菓子の蘊蓄が実に面白い。
また、登場人物も個性が強く魅力的で謎に満ちている。
浅草の和菓子職人である栗田と、老舗和菓子店の女性である葵の関係が伏線となっている。
葵のキャラクターが実にいい。
どことなく天然だが、和菓子の事になると鋭い蘊蓄を並べる。
読者の想像をかき立てる美女だ。
このシリーズはこれで完結。
さらに、次のシリーズの構想もあるようなので期待したい。


posted by 鎮爺 at 06:50| Comment(0) | 読書