2016年08月24日

八月の六日間


北村薫さんの「八月の六日間」を読んだ。
出版社に勤務する女性が、山の魅力にはまって繰り広げる話だ。
初心者にしてはかなりハードな山行をこなしている。
作者は山登りの経験はなく、資料を基にして書いたとのこと。
従って山の描写はありきたりの美辞麗句でまとまっている。
それにツッコミどころが満載だ。

しかし、山を題材にすると細かいところは抜きにして、対人関係に疲れた人達が癒しの場とし山をテーマにすると妙にしっくりと来る。

この物語は映画化かの話があるらしい。
ちょっと無理があるようにも思うがどうなんだろう?
きっと原作からは大幅にずれるような気がする。


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2016年08月15日

山女日記

湊かなえさんの「山女日記」を読んだ。
湊さんの作品は何となく余韻を持ったミステリーが多いようだが、この作品はミステリーではない。
ライトノベル的な内容だ。
湊さんは山歩きが趣味のようで、NHKの番組にも登場している。
妙高山、火打岳、槍ヶ岳、利尻岳、白馬岳、金時山などは実際に歩いているのかも知れない。
単独で山を歩く人は自問自答しながら歩いていることが多い。
そんな時のことを湊さんは書きためておいたのかも知れない。

山歩きをしない人には他愛のない内容かも知れない。
しかし、山歩きをするものにとって、散りばめられた文章には同感するところが多い。


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2016年07月09日

塩の街

有川浩さんの「塩の街」を読んだ。
人間が塩に変化して行く奇病が発生したと言う設定で物語が進んでいく。
この辺が微妙・・・そんなことは絶対にないからだ。
人体を構成する物質がNaClになんかならない。
このへんから感情移入できない。
またその原因が不明で、何となく空自の隊員が解決したような流れになっている。
途中からスピンオフ的な物語が入る。

有川浩さんのデビュー作で自衛隊三部作と言うことで期待していた
しかし、これは塩の街というタイトルにこだわらないで読む物語なんだと思う。




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2016年06月05日

植物図鑑

有川浩さんの「植物図鑑」を読んだ。
有川さんは「3匹のおっさん」シリーズで読み始めた。
名前からして男性かと思ったが、女性作家と言うことでちょっと驚き。

物語は微妙だ。
行き倒れの男を若い女性が拾って?一緒に暮らすというものだ。
その男はしつけが良くできていて、料理を作るし女性に手出しもしない。
そんなわけ無いだろう。
これが違和感になってどうも物語に入って行けない。

ただし、様々な野草を使ったレシピはおもしろい。
小説で料理のレシピなんてどうも作る気にはならないが、食レポが楽しくいかにも旨そうだ。
時を同じくして、映画が公開されたが、見る気にはなれない。


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2016年03月31日

最後の花束

野南アサさんの短編傑作集「最後の花束」を読んだ。
1:くらわんか
2:祝辞
3:留守番電話
4:青空
5:はなの便り
6:薬缶
7:髪
8:おし津提灯
9:枕香
10:ハイビスカスの森
11:最後の花束
この11編が収録されている。
ハッピーエンドを期待しているのだが、総じてどん底に突き落とされるような終わり方だ。
しかし、読んでいるうちに幸せで有頂天になっている主人公が、落ちていくという結末が楽しみになってくる。
そんな意味でも趣味の悪い自分の人格が露呈するような話ばかりだった。

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2016年02月26日

神様の御用人(3)

浅葉なつさんの「神様の御用人(3)」を読んだ。
このシリーズはいまも続いているようで第5巻まで発刊されているようだ。
こうなると作者の筆よりも読む方が追いつかない。
なにしろ1ヶ月もかかっているのだから・・・・
さて内容だがいつもの通り、神様が無理難題を言ってくる。
その内容なのだが、神様も解っていないような依頼ばかりだ。
個性的すぎる洋服が受け入れられないと嘆く神様。
相撲勝負に負けたいと言う割に手加減しない神様。
訳のわからない柄杓探しを依頼する神様。
お菓子の神様なのにお菓子を作ったことがない神様。

日本にはいろんな神様がそこかしこにいる。
人が神様と関わりを持たなくなってどのくらい経っているのだろう。
そんなことを考えさせられる。




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2016年01月31日

空母いぶき 3

かわぐちかいじさんの「空母いぶき 3」を読んだ。
中国との争いはもはや後戻りできない状態となった。
中国戦闘機「殲20」と自衛隊の「F35BJ」の空中戦は迫力がある。
ステルス性能の勝負だ。
中国戦闘機は攻撃することに迷いは無い。
自衛隊は「迷ったら撃て!」とアドバイスを受ける。
先制攻撃ではどちらが優位か。
最新鋭戦闘機の空中戦はどうなっていくのだろう。


posted by 鎮爺 at 21:42| Comment(0) | 読書